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うっとりちゃん通信

Vol.3 口呼吸と鼻呼吸、 あなたはどっち派?

みなさん。こんにちは。呼吸器と呼吸器リハビリを
専門にしている宇都宮内科医院です。

みなさんは、口呼吸や鼻呼吸という言葉を聞いたことがありますか?
そもそも、普段は自分が「口で呼吸しているのか、
鼻で呼吸しているのか」意識している人も少ないかもしれません。

もちろん、人間は口でも鼻でも呼吸できるのですが、
体にやさしい呼吸は「鼻呼吸」ということをご存知でしたでしょうか?

実は、鼻のカタチは空気を取り込むのに都合がいいカタチをしているんです。
鼻で吸い込まれた空気は、2つの鼻の穴(鼻孔)を通る間に
鼻毛や鼻の中の粘膜によって、ほこりや細菌、ウィルスなどを
除去するという役割を果たしています。

それだけじゃなく、意外に長い鼻孔の中を通ることで
空気は温められたり、水分を含んだりもするのです。

一方、口での呼吸は、外の空気がダイレクトに気道に入ります。
冷たい空気に喉が乾燥したり、異物やウィルスも直接侵入したりするのです。
そのため、特に口呼吸の人は、この時期、
風邪をひきやすかったり、インフルエンザにかかりやすかったりするのです。

気づくと口がよく開いていたり、
口のなかの乾燥が気になったりする人は、
もしかすると日常で口呼吸を行っているかもしれません。

ちょっと注意して、自分の呼吸を確認してみましょう。
うっかり口呼吸をしているかも!
と、気づいた人も、ご安心ください。
ちょっとした心がけやトレーニングで鼻呼吸を
日常にすることができます。

詳しくは、またの機会にご紹介させてください。

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